さかなです。
今日は「丸亀製麺」について全力で語ろうと思います。
もし、あなたが丸亀製麺についてそれほど詳しくないのであれば、今日、この話を聞けば『丸亀製麺』に行きたくなると思います。
そして、その3日後には「一日一麺」などという、うどん県民(香川県民)と同じような発言をしていることでしょう。うどん中毒になりたくなければ続きは読まないように。
では、覚悟のできた方から逝ってみましょう。あなたの知らない本当の丸亀製麺の魅力をお伝えしていきます。
最初にこれだけは言いたい・・・『まる〝が〟め』な!
最初にこれだけは言わせてください。
〝が〟だから!
〝か〟ではなく〝が〟だから!
僕も大人ですから、そんなに細かいこととかあまり気にしたくないんですけど、でも、どうしてもこれだけは言わせてください。そして、これまで間違った読みをしていた方は、これから改めてもらえると嬉しいです。
そもそも、丸亀製麺の「丸亀」というのは、「香川県丸亀市」からきています。
あ、これ、本当にうどんのこと全く知らない方のために、あえて言いますけど、日本で一番うどんが美味いのは香川県です。
香川県民の友達がいれば聞いてみて欲しいんですけど、香川県民は自分たちの県の名前を「うどん県」と改名するほどうどんをこよなく愛し、「一日一麺」とかいう訳のわからない法律を作り、その法を犯すと、うどん県内の地下にある製麺工場で強制労働を強いられ、死ぬまでうどんに忠誠を誓わされるという恐ろしい規律があるのです。
ということで、日本で一番うどんが美味いのはうどん県。
ここまでよろしいでしょうか?
そして、そのうどん県の中でも特にうどんに対して強いこだわりがあり、うどんの味も間違いなく世界一と言われるうどんの聖地、それこそが「丸亀市」なのです。
「うどん県丸亀市はうどんの聖地」ということは、うどん好きの人間であればもう常識です。
で、素人は絶対に読み間違えるんですけど、「まるかめ市」じゃなくて「まるがめ市」ですので、間違えないでくださいね。
「あ、俺、まるかめ製麺めっちゃ好きだよ〜」とか言っちゃうと、素人なのがモロバレなので、とても恥ずかしいことになるので注意してください。
ちなみに、丸亀製麺は海外にも出店していて、海外では「MARUKAME」という名前に変更されています。それは、「MARUGAME」にしてしまうと、ゲームと読まれてしまい、誤解を招くからだということです。
ふふふ・・・こういうところも頭いいよね。
本物の讃岐うどんは毎日食べても決して飽きない
おそらく僕は、日本でもかなり丸亀製麺を食べている方でしょう。
ひどい時になると、昼と夜に1日2回行ったりするし、週5〜6で通ってしまう時もあります。
なぜ、僕がそこまで丸亀製麺に吸い込まれるのか?あのうどん屋にどんな魅力があるのか?ご説明しましょう。
まず、「うどん」ほど毎日食べても飽きない食べ物はないです。
異論は認めません。一度やってみてください。「うどん」は毎日食べても飽きないんです。いや、というよりも、一日に必ず一麺は食べたい。強制労働が恐くて言っているのではありません。本当にそう思います。
もし、あなたがそう思わないのだとしたら、それは食べているうどんが悪いです。そこらへんのなんの価値もないうどんの話をしているんじゃないんです。うどん県のうどんの話をしているんです。うどんといえばうどん県の「讃岐うどん」のことです。まずはこの共通認識を持ってください。
その他のうどんはうどんの形をした別の食べ物ですので、絶対に一緒にしないでください。あんなもの毎日食べたらそりゃ死にますよ。うどん県の讃岐うどんは毎日食べても絶対に飽きない。むしろ、毎日食べていたい。そういうものなのです。
でも、僕は愛知県に住んでいるので、毎日うどんを食べにうどん県に行くのもしんどい。笑
「いや、そんなに好きだっていうなら住めよバカ!移住してこそ本物だろ!」
っていう声が聞こえてきそうですが無視します。
で、毎日うどん県に行くのはマジでめんどくさい。でも、これまでも何度かうどん県のうどん屋めぐりの旅をしているんです。
うどん中毒の症状がどうしても抑えられなくなり、夜中に愛知を出発し、翌日、うどん県のうどんといううどんを喰らい尽くします。そういう、うどん屋めぐりの旅も何度かしてきたんです。
しかし!そこになんと!丸亀製麺ができたんです!
僕はね、基本的にチェーン店って好きじゃないんですよ。チェーン店とかほぼいかないし、全然ダメなんですよ。だからね、他のうどんチェーンとか絶対に行かないんですよ。
でもね、丸亀製麺だけは違うんですよ。
そこにはね、「うどん」に対する愛があるんですよ。
そして、うどん県で食べるうどんとまるっきり同じクオリティのうどんが出てくる。僕は初めて丸亀製麺を食べた時、こう思いました。〝もうこれ、うどん県いかなくていいじゃん・・・〟マジでこう思いました。
なので、丸亀が近所にできて以来、うどん県でうどんはあまり食べなくなりました。
(たまに行くのでたまに食べてますが・・・)
僕のうどん中毒の症状が出ても、わざわざうどん県に行かなくてもよくなり、丸亀製麺を食べれば治るので大丈夫です。それくらい美味いんです。
丸亀製麺大好き人間の僕が辿り着いた食べ方
それではお待たせしました。
僕が丸亀製麺でどんなメニューを注文するのか?少し気になってきたのではありませんか?
本当はもうちょっと、丸亀製麺に関して語りたいのですが、100万文字を超えても語りつくせないのでこの辺で止めておきます。
当然、僕は丸亀製麺の全メニューを食べ尽くしています。というか、実際の丸亀市に存在するうどん屋さんには全て足を運んでいるでしょう。
うどんの本場、うどんの聖地で、世界最高峰のうどんを食べ尽くしてきた僕が断言します。
丸亀製麺で注文するべきうどんは「ざる」と「かけ」です。
丸亀製麺で注文するべきうどんは「ざる」と「かけ」です。
そもそも、うまいうどんの定義が曖昧ですが、個人的には、「水」「小麦粉」「塩」「だし」「醤油」の品質、あとはその割合で決まると思ってます。
その割合で決まるのが、「コシ」と「のど越し」であり、うまい讃岐うどんというのは「コシ」があって「のど越し」が良いうどんだと思います。
噛み切るのに力が必要だけど、でも、硬いだけではダメで柔らかくないとダメ。つまり、「弾力」っていうことなんですけど、それプラス、噛み切った時に小麦の香りがちゃんとしていないといけません。
丸亀製麺の看板にはデカデカと「釜揚げうどん」と書かれていますが、実際、「釜揚げうどん」というのはあまり美味しくありません。
なぜなら、「釜揚げ」とは、麺を茹でて水で締めずにそのまま提供するので、麺にコシもないしヌメリも残っています。のど越しは良いですが、あまり美味しくありません。
これは僕の予想ですが、他にデカデカと看板にできるほどの言葉のパワーを持ったメニューがなかったのだと思います。
「かけうどん」
「ざるうどん」
「カレーうどん」
「ぶっかけうどん」
こういうメニューはありますが、ちょっとインパクトがない・・・。
そこに、『釜揚げうどん』です。
おそらく、言葉のインパクトを重視して、『釜揚げうどん』という看板を立てているのだと思いますが、実際に食べてみればわかりますが、全然美味しくありません。讃岐うどんを味わうなら、「コシ」「のど越し」に注目してください。
で、その二つが味わえるのが、「ざる」と「かけ」なんです。
あ、すいません、
「ざるうどん」と「かけうどん」のことですね。
(ついつい、専門用語が出てしまいます)
なので、僕のオススメの注文の仕方は、「ざる並+かけ並」です。
本場の讃岐うどんを現地で食べたことがある人なら知っていると思いますが、讃岐うどんというのはそれほど量はありません。「うどん小」っていうのであれば、一日中何杯でも食べれてしまうようなわんこそばみたいなもので、一日に何件のうどん屋さんを回っても全然食べれてしまいます。
なので、丸亀製麺でも「並」の量はそんなに多くないので、普通のおっさんでも2杯くらいは楽に食べられます。
僕は最近、「ざる得+かけ並」っていう注文の仕方をしますが、そこらへんは腹の減り具合で、ざるの大きさで調整するといいと思います。で、店舗によって違いはありますが、多くの店舗では「かけうどん」を注文すると、器に麺だけが入れられて渡されるので、その状態でお会計をします。
で、レジの後ろに「だしサーバー」みたいなのが用意してあって、レバーを引くとダシがドボドボーっと出てくるので、器にそのダシを注ぎます。
これで「かけうどん」が完成するのですが、これは讃岐うどんの本場でもよくある光景です。
店によっていろいろありますが、だしサーバーだったり、蛇口をひねるとだしが出る水道とかいろいろあります。かなり山奥のお店なんかに行くと、お店の裏に畑があって、そこにネギが生えていて、自分で採って自分で包丁で切ってうどんに乗せるという店もあります。
めちゃめちゃ楽しいし、めちゃめちゃ美味いです。笑
それは余談なのですが、とにかく、そういう「だしサーバー」っていうシステムも、本場を思い出させてくれるいいシステムだと思います。
で、このだしが美味いんです。
讃岐うどんはだしを楽しむ文化だと言ってもいいでしょう。そのだしを一番美味しく楽しめる食べ方が、「かけうどん」という食べ方なんです。
そして、のど越しも楽しめる。
「かけうどん」は、だしとのど越しを楽しんでください。
お好みでネギとかおろし生姜とか天かすとか入れて、あとは普通に食って下さい。僕はいつもだしサーバーからだしだけ注いできて、ストレートでよく飲んでます。ストレートで飲むと良く分かります。めっちゃ美味いです。
続いて、「ざるうどん」ですが、ざるうどんはもうそのまま食べてもらえればいいのですが、注目して欲しいのは、「麺のくびれ」です。
いい讃岐うどんのいい麺というのは、コシがあるので、麺をカットした時に「くびれ」ができるんです。
「くびれ」があると、見ただけで「おぬし!コシがあるな!」ってわかるし、つゆの絡みも良くなるので美味しくなります。
なので、「ざるうどん」の楽しみ方としては、コシを楽しむ感じでいいと思います。で、慣れてくると、「あまり噛まなくなる」っていう自分に気がつくと思います。
コシを楽しもうとすると良く噛んでしまうので、最初はめちゃめちゃ噛んでしまうと思いますが、それも讃岐うどんの楽しみ方です。
噛んだ方がコシも味も楽しめます。でも、慣れてくるとなぜかだんだん噛まなくなっていきます。
それは、「のど越しがうまい」と感じるようになるからです。
「のど越し」とは、麺がのどを通過する時に感じる味のことです。そして、なぜかそれはあまり噛まない方が美味しく感じます。笑
多分、消化に悪いし、普通に考えたら噛まない方が美味しいなんてことないと思うんですけど、でも、やっぱり噛まない方が美味しいです。なぜか美味しいんです。だから「のど越し」っていう言葉があるんだと思います。
多分、何を言っているのかわからないと思います。でも、きっといつかわかる日がくると思います。笑
その時は、僕と一緒に「ざるうどん」を食べましょう!ありがとうございました!
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