散髪時間わずか4分!30年売上日本一のプラージュが人気の理由を考察してみた

雑な雑談

こんにちは。さかなです。
世の中にはたくさんのビジネスがあります。

今日はその中でも「美容室」にまつわる話です。

美容室というのは、考えてみれば不思議なビジネスだと思いませんか?人間の髪の毛がどんどん生えてくるので、その髪の毛を切ってお金をもらうというビジネスです。

なので、人間の髪の毛が生え続ける限り、無くならない仕事なのかもしれませんよね。人体の中で、同じように生え続けるものとして、「爪」がありますよね。でも「爪切り屋」は存在してません。なぜなら、爪は自分で切れるので、その技術の対価が発生しにくいというわけです。

「耳かき屋」は存在していますが、女の子に膝枕をしてもらって耳かきをしてもらうというような、おっさんにとっての付加価値がないとビジネスモデルとしては成り立たないようです。だったら「膝枕爪切り屋」も存在していてもいいような気がしますが、「膝枕爪切り屋」は存在していません。

もしかしたら、人体に刃物を入れるので、美容師みたいに資格が必要なのかもしれません。耳かきはあくまで皮膚の表面の汚れを落とすという作業なので、垢すりやエステと同じようなジャンルになるのかもしれませんね。

人の爪を切ってその対価をもらうビジネスは看護師以上の資格が必要とか、そういうこともあるのかもしれません。しかも、爪切りなんか慣れてる人なら1分で両手が終わってしまいますから、膝枕の時間としては短すぎてビジネスにならないですよね。

と、まぁそんなこんなで、いろんなビジネスについて考察してみたいところなのですが、今日はさかなが『プラージュ 〜理容〜』にハマってしまった理由をお伝えしていこうと思います。

ファッションセンスがない人間の一番の悩み

ワタクシの個人的な悩みを打ち明けようと思います。
『ファッションセンスが皆無である』ということです。

自慢ではありませんが、ワタクシは洋服というものを持っておらず、年中作業着で過ごしております。しかも全く同じ作業着を2着用意していて、お風呂に入って着替えても見た目は何も変わっていないんです。

1着を洗濯している間にもう1着を着て、それを無限に交互に繰り返していて、冬にはその上に一枚増えるだけという簡素ぶりで、寝巻きとかパジャマなんかも1枚も持っていないんです。年中同じシャツに同じズボンに同じ靴下です。毎日見た目は何一つ変わりません。

起きてる時も寝ている時も、作業している時も作業していない時もずっと作業着、イオンに行くのも作業着、コストコに行くのも作業着、旅行に行っても作業着、子供の卒業式も入学式も作業着、人に後ろ指刺されながらも作業着を年中着こなしているんです。

いつでもどこでも1年中作業着

それはなぜか?「ファッションセンスが皆無だから」です。

「なぜファッションセンスが皆無だと作業着になるのか?」それは、センスのない自分が中途半端にオシャレだと思う洋服を選んだとしても、ファッションセンスがない人間が選んだ服ほどダサい着こなしなどないと思うからです。それならいっそのこと、最大限まで振り切って一年中作業着を着て、自分の人生から「ファッション」とか「着こなし」とか、「オシャレ」というものを全て排除してしまおうという考えなのです。

そう、確かに偏っています。しかし、中途半端に自信も持てずに、なんとなくカッコ良さそうな服装なんてしたくないんです。恥ずかしいから。

それに、服に必要以上のお金をかけたくないと思っているし、お金をかけたら汚れとか気になってしまう自分が嫌だし、人は見た目じゃなくて中身だと思っているし、誰にどう思われようが自由だと思っているし、ビルゲイツもジョブズも成功者と言われる人たちは服装なんか気にしていないし、自分にはオシャレを楽しむという気持ちが1mmも理解できないので、自分の人生に「服にこだわる」とか「服にお金をかける」ということはやりたくないのです。

「髪型」なんてクソどうでもいい

そして、それと全く同じ理由で、「髪型」なんてクソどうでもいいのです。

そりゃ、オシャレな人がオシャレな髪型して、オシャレな街に出掛けてオシャレに生きることを否定はしませんよ。僕もそんなふうにオシャレを気軽に楽しめるマインドがあればどれだけ人生で苦労せずに済むかと悩んだ時期もありました。でもね、そのセンスも才能もまるで持ち合わせていないので僕には無理なんです。

髪型なんてどうでもいいから、スキンヘッドとか坊主にして、自分でバリカンでバリバリバリ〜とやっちゃいたいくらいです。もしくは、自分で伸びたらジョキジョキっと適当に切っておしまいとやっちゃいたいくらいです。

というか、今までは自分の髪は自分で切ってましたし、坊主にしたこともありました。しかし、社会人になるとそうはいかないのです。社会人になって、自分で髪を適当に切っていると、「え?自分で切ってるの!?」と驚かれます。

そんな時は「そうだよなんか文句あんのかよ」と返していたのですが、どうやら自分が思っている以上に周囲からは「痛い奴」だと思われていたようで、一度、散髪に失敗して一部分だけハゲ頭になった時は勤めていた会社の社長に「ここ会社なんですけど」と怒られました。

社会人としてセルフカットの限界を感じ始めた

別に、「ハゲ頭で仕事をしてはいけない」という労働基準法はないので、無視しましたが、そういう経験を何度か繰り返していくうちに、どうやら自分は「痛い奴」と思われていることを自覚し、「これではいかん」と思ったわけなんです。

しかも、今は一応、「経営者」ですから、自分が「会社の顔」という役割も担っているわけで、別に自分は誰にどう思われようがいいのですが、自分の会社を支えてくれている社員とか下請け会社さんとかに迷惑をかけてはいけないなと思うわけです。

社長業というのは人に会うことも仕事の一つとしてあります。取引先の上場企業の社長さんともお会いしたりすることもあります。その時に、「THE・セルフカットです!」みたいな髪型では、信用を失うかもしれないし、最悪は仕事がなくなっていろんな人に迷惑をかけるかもしれません。

もちろん、これは自分が選んだ職種と仕事だから自分が悪いんです。だったら人と一切関わり合うことのない仕事を選べばよかったんですが、まぁ、現状がそういうことなので、将来的にはリアルで人と関わることのない仕事をしていきたいなと思っているのですが、現状は今そうなので仕方がありません。

ということで、自分も一応悩むわけですよ。

だって、ファッションセンスが皆無なので、どんな髪型が最近流行ってるとか、自分にはどんな髪型が合っているかとかわかんないんですよ。尚且つ、スキンヘッドもダメ、坊主もダメ、なんとなくそれっぽい髪型をしろと言われても八方塞がりですよ。

でも、そんな自分の悩みなんか関係なく髪の毛は勝手に伸びてくるわけで、その髪の毛を放置して浮浪者みたいになることもできないので、なんとか勇気を振り絞って「美容院」とやらにいくわけですよね。

「初めての床屋」は「初めての風俗」と同じハードル

よく考えてみてください。

子供の頃は親のセルフカット、大人になってからもずっとセルフカット、18歳くらいからちょっとずつ髪の毛対策をなんとかしないとな〜とずっと悩んできた人間にとって、「美容院」とか「床屋」という場所に一歩足を踏み入れることがどれだけ勇気のいることか!

例えるなら、初めて風俗に行くようなものですよ。右も左もわからないし、もしかしたら何かNG行為があるかもしれないし、それで怒られたらどうしようとか、とにかく「所作」がわからないんですよね。ここでは「このように振る舞いましょう」っていうルールがわからん。

だから、とりあえず近所の入りやすそうな美容院とかを見つけて勇気を出して入ってみるわけですよね。

しかし、注文の仕方がわからないから、「どうしましょう?」とか言われても「適当にお任せで」とか言っちゃったりして失敗するんです。

何が失敗って、これまで4店舗くらい美容院に行ってきましたが、美容師に「お任せで」というと、美容師って謎に張り切るんですよね。「ここが腕の見せどころや!」みたいな感じで、ちょっと奇抜な髪型にしてくるんです。それがめっちゃ嫌だったんです。

美容院で「おまかせで!」と言うと必ず失敗する

僕はファッションに興味ないし、オシャレな髪型とかもしたくないし、髪型のセットとかもしたくないし、できればノーメンテナンスでいい感じに普通に仕上げて欲しいとずっと思っていたんです。

でも、行く先々の美容院で「お任せで」と注文すると俄然に張り切っちゃう。だからその注文の仕方が失敗だったということに気がついて、「とにかくノーメンテナンスの普通な感じで」と注文を出すんですけど、今度は「ここはどうします?」とか「こうした方が良くないですか?」みたいに美容師という人種はすぐにアドリブをかまそうとしてくるんですよね。

それでカット代が5000円とか、謎の料金設定で全然5000円の対価じゃないんですよね。

しっかりと注文を出さないこちらも悪いですが、僕が美容室や美容室を嫌う理由って、結局、その時の流行りとかブームで仕事してる人たちなので、「今はこれが流行りです」とか、「こうするのが当たり前です」みたいな同調圧力がすごいんですよね。全然こっちの気持ちとか満足感とか気にしてくれることなく、全部自分勝手にアーティスト気取りで作品を作ってるつもりになっちゃってるのがすごく気持ち悪かったんです。

要は「俺の頭でオナニーすんな」ってことなんですけど、どう説明すればオナニーされないかとかわからないし、いつも美容室から出る時は暗い憂鬱な気持ちになって、無駄にワックスなんかつけられちゃったりして、「普通にオシャレじゃない髪型にしてくれよ・・・」っていつも思ってました。

そして、悩みに悩み抜いて、ついに理想の美容院と出会うことになるのです。

20年間探し求めていた美容室にようやく出会った!

僕は、美容院の予約とかがすごく嫌いで、思いついた時に行きたいし、予約してその時間ぴったりに行っても結局30分とか余裕で待たされたりして「何のための予約やねん」とか思ったりしてめっちゃ嫌いだったんです。

僕の『美容院の嫌いなところランキング』を作るとするなら、

  • 第1位 満足いく髪型にしてくれない
  • 第2位 予約しないといけない
  • 第3位 待たされる
  • 第4位 喋りが煩わしい
  • 第5位 オシャレな雰囲気が嫌い
  • 第6位 高い

と、こんな感じのランキングになってしまうんです。

それで、予約が必要なくて、好きな時に行って好きな時にパッと行ってパッと切ってくれるところないのかな〜と探していたところ、「1000円カット」なるところを見つけたんですね。

実際は1000円じゃなくて、1760円なんですけど、その外観は今まで自分が生きてきて何度か目にしたことのある看板で、だいたい駅前にあって、おっさんとか爺さんが出入りしているイメージで、『知ってはいたけど行こうと思ったことがなかった』という美容院、それが『プラージュ』との運命の出会いだったんですね。

プラージュが神すぎて・・・

まず最初に、店内に入って感動しました。「今日はカットですか〜?」と聞かれたので、「カットです」と答えると、「8番にどうぞ〜」と言われてそのまま着席。

〝待ち時間0分やんけ〜ウヒョ〜〟

それから「今日はどんな感じにしますか?」と聞かれたので、「ちょっとだけ長さ短くして、あとは普通な感じでお願いします」とオーダーしたら「はい」とか言ってもう早速ジョキジョキ切り始めるんですよね。基本的に店員は無愛想で店内は殺伐としています。それがまた心地良い。

で、3分くらい切って鏡見せられて「こんな感じでどうですか?」って言われて、特にオーダーすることもないので、「大丈夫です」とか言って、おしまい。

なんやここは!今まで経験してきた美容院とは訳がちゃうぞ!

周りもおっさんか爺さんばかりだし、雰囲気も絶妙に昭和な感じがいいし、一切無駄な喋りとかないし、待ち時間0分だし、予約不要だしっていうか予約できないし、髪型もまさに自分が望んでいたオシャレじゃないダサい髪型でありながらノーメンテナンスでワックスとかつけなくてもそれっぽくめちゃくちゃ普通に仕上がっている!最高だ!

それからというもの、僕はもう間違いがないプラージュに通い続けてプラージュの満足度の高さに感動し、ストレスのなさに感動し、価格の安さに感動し、スピード感に感動し、プラージュ大好き人間になってしまったのだ。

プラージュはマジで最高。今までの美容院ストレスが嘘だったかのように、この世の全てから解放され、自分の体がどんどん自由に宙を舞い、やがて宇宙と一体となっていくのがわかる!プラージュが美容業界で30年間売上1位である理由が分かった気がした。

だって、きっと僕と同じような悩みを抱えている人は大勢いると思うんだ。

いや、全年齢で考えれば、人口比率として僕のような考えに至る人の方が圧倒的に多いはずなのだ。そこら辺のハゲたおっさんとか爺さんなんか、オシャレな美容院に行く意味がないし、少ない髪の毛をさらに少なくされて5000円とか馬鹿馬鹿しいのだろう。

僕の美容院の嫌いなところランキングをそのままひっくり返したようなサービスを行っているのがプラージュなのだ。っていうか、普通の美容院が仮にカット5000円なのだとしたら、僕はプラージュにカット1万円支払ってもいい。それくらい満足度が高いし、時間的なコストもかなり節約してもらっている。

試しに、今日、プラージュに行って、車を降りる前に腕時計の写真を撮り、それからカットを済ませてレジで支払い終えるまでの時間を計ってみたらなんと、所要時間はたったの4分だった。

4分なんて他の美容院の待ち時間ですらない。あの馬鹿どもはわざわざ予約させておいて、しかも30分くらい平気で人の人生の時間を奪ってくるので話にならない。こっちは4分だぞ4分!お前ら全員プラージュ様に就職して勉強してこい!と言ってやりたい。おしまい。

『プラージュ入店前の時刻は8:57』

『支払いを終えた時刻は9:01』

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